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CMB観測プロジェクト
GroundBIRD
Simons Observatory
広視野CMB望遠鏡を高速に回転する観測手法で、カナリア諸島から全天の約半分を観測します。観測領域の広大さを生かし、原始重力波に由来する偏光パターンBモードを捉えます。
Ground BIRD望遠鏡と開発チーム
チリ、アタカマ高地にて3台の中型望遠鏡をつかってCMB観測を行います。2018年に観測開始予定です。
回転する望遠鏡
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Simons Array
実験技術開発
超伝導ミラー
人間がつくる装置ですから、無偏光信号を偏光信号と見誤るクロストークがどうしても装置には存在してしまいます。このような偽偏光クロストークは、CMB信号を集光する鏡(ミラー)の反射率が100%でないことに起因します。例えば、アルミニウムのCMB帯域の電波に対する反射率は99.5%程度です。このわずか0.5%の不完全性で偽偏光クロストークが発生します。この技術課題を打破するアイデアが「超伝導ミラー」です。ミラーを超伝導材でコーテイングし、反射率を限りなく100%に近づけ、偽偏光クロストークを抑制します。大学院生の小峯がこの開発を主導しています。
Projects
チリ、アタカマにて観測を行います。複数の望遠鏡を使って統計精度を高め、超精密なCMB偏光観測を行います。2020年の観測開始を目指し、準備が進められています。
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